主婦がキャッシング契約する際には総量規制に注意が必要
専業主婦という立場は毎日の様々な局面で多額の出費に見舞われるものです。家族の生活費や食費、公共料金の捻出から始まり、家賃や子供の教育費、夫の交遊費、家族のレジャーや旅行に伴うお金なども必要ですし、また女性ならではの出費としてコスメやファッション、エステ、美容院、友人同士の食事会などの費用も欠かせないもの。もしもこれらの支払いが困難になった時には銀行や消費者金融を使って手軽に借入を行うと良いでしょう。
ただし主婦が借入申請を行う場合には注意が必要です。というのも消費者金融は貸金業法という法律にのっとって運営されており、その中では総量規制という決まりごとがあるからです。この総量規制とは申請者に対して年収の3分の1を超える融資を行うことを禁じた決まりのこと。そのため専業主婦も全くの無収入では借入ができず、バイトやパート、内職などで何らかの収入を得ていることが不可欠となります。
その一方で、同じ消費者金融でも総量規制の対象外というものもあり、事業者ローンやおまとめローン、住宅ローンなどは年収に関係なく融資が受けられる場合もあります。また、銀行もまた総量規制の対象外であり、年収の3分の1という枠組みは関係なく、場合によっては全くの無収入でもお金を借りることができます。ただしその際には配偶者の年収や勤務先を記載しなければならなかったり、各々の銀行の求めに応じて手続きを進めていくことが必要となります。